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【DIY】パナ食洗機「NP-45MS9S]自分で交換する方法を丁寧に解説!(前編)

DIY
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ビルトイン食器洗い洗浄機(食洗機)が調子悪い、謎のエラーが出る、動かない!
買ってから10年近くたっているから寿命かも?
・ネット通販や家電量販店のチラシに出てるけど工事費が結構高い!

食器洗い洗浄機(食洗機)は、家事にはなくてはならない家電商品になっていますが、突然壊れます

ネットや新聞チラシで買い替え対象を探しますが、本体価格の他に工事費もかなりかかるな~と思って買い替えを躊躇している方も多いのではないでしょうか?

本体価格が10~15万円、古い機械の引き取り+設置工事で3~4万円程度が多いかと思います。

全部で20万円近くかかるんだ~、ちょっとキビシイ。。。(泣)

かくいう我が家がそうでした。

あれは 2020年の夏、、、

突然キッチンのシンク下に水漏れが発生、階下の天井が水浸しに。。。犯人は食洗機の給水ホースの亀裂。(なぜこんな穴が??)

食洗機は新築時のシステムキッチンに入ってたので、設置後15年経過しています。

見に来てくれた業者には、修理してもまたすぐ壊れるよと言われ、修理を断念。

ハウスメーカーに新しい食洗機の見積をとったら「22万円」

当時は階下の天井の修理を優先したおかげで資金が回らずに放置していました。

しかし、放置して妻の機嫌が良いわけがなく、最近ようやく最新型に交換を実施(同一メーカー:パナソニック同士)

そのとき【DIY】で交換したおかげでこんなにおトクだったんです!!

※価格は2022年7月、筆者交換時

今回のDIY
(Amazon)
ハウスメーカ
見積
ネット通販
A社
家電量販店
チラシ
商品代金
(税込み)
94,000円
(22/7現在)
178,000円97,900円159,800円
工事費0円
請け負わない
44,200円38.500円29,700円~
旧品
処分費用
800円
自治体回収
上記に含む上記に含む上記に含む
合計94,800円
(22/7現在)
222,200円
(2020年)
136,400円
(22/7/18)
189,500円
(22/7/16)
比較表 ※2022年7月現在
古い食洗機の取り外し~新しい食洗機の設置まで、作業時間トータルで2時間半くらい
・工事費込みのネット通販より4万円以上家電量販店のチラシより9万円以上ハウスメーカより12万円以上節約できました
※2022年7月現在の価格です
・2024年8月現在、元気に稼働しています!
 
今までがパナソニックなら同じパナソニック機種へ交換がカンタンです

この記事では、食洗機 ナショナル「NP-45F1P1AA」をパナソニック「NP-45MS9S」にDIYで交換した方法(前編)をご紹介します(他のメーカーの場合、内容が異なることがありますのでご注意ください)

同一メーカ商品の入れ替えということもあったかもしれませんが、普通にドライバーでねじを締められればできるレベルです。

チャレンジする価値は十分ありますよ!!

この記事:前編
1.交換機種の選定:パナソニック同士
2.古い食洗機の外し方
——————————-
後編
3.新しい食洗機の取り付け
4.古い食洗機の処分

ボリュームがあるので、前編/後編 に分けています。

\取り付け方法だけ見たい方は後編へ!/

【DIY】パナ食洗機「NP-45MS9S]自分で交換する方法を丁寧に解説!(後編)

この食洗機についてはこちらの記事で詳しくレビューしています。
>>【NP-45MS9S】パナソニック食洗機の口コミ評判をレビュー!1年間使った感想は?

交換機種の選定:パナソニック

まず、どの機種に交換するか検討します

パナソニックホームページの検索システムは優秀

我が家の使用していた食洗機は、「ナショナル製 NP-P45F1P1AA」 今のパナソニックです。

パナソニックがいいなと思ったのは、ホームページに 「ビルトイン食洗機 買い替え対応機種検索システム」というページがあり、今使っている機種番号を入れると互換性のある現在機種を教えてくれるんです。

検索窓に機種番号を入れると、下記3機種がおススメされました。上に行くほど上位機種ですね。

新型に交換した場合、既存の設備が使えるか表示されます
・給排水、電源、既設キャビネットは転用可能
・ドアパネルは転用不可
 → NP-45MS9S (上位機種)が有力候補

我が家の場合、食洗機が「ミドルサイズ」→「ミドルサイズ」への交換だったので転用できる部品が多かったです。メーカーやサイズが違ったりすると、転用できないパーツが増える可能性がありますのでご注意ください。

このページから、説明書や図面、工事関係の資料もダウンロードできます。必要に応じて保存しておきましょう。

さらにランニングコストも比較できます。

旧機種
NP-45F1P1
最新機種
NP-45MS9S
使用水量(L)16.59.0
消費電力量(kWh)0.50.49
ガス使用量(m3)0.0750.041
洗剤使用料(g)65
標準運転1回あたりコスト(円)3526.2

さすがに15年以上前の機種との比較では、最新の上位機種はかなり省エネになっています。食器洗い1回あたりのランニングコストは 35円→26.2円(25%オフ)に!嬉しいですね。

価格調査

最上位機種のNP-45MS9Sは、Amazonで 94,000円!(2022/7 現在:工事費抜き)2年前の業者見積だと当時の最新機種の定価は178,000円。約半額になっています。

偶然見つけた料理研究家さんの紹介動画にも背中を押してもらいました。うんうん、、これにしよう!

機種選定はこれでで決まりです。

工事を依頼するか、自分でやるか?

今までの食洗機で階下に水漏れ事故があったので、一番悩みました。

Youtubeを検索すると、自分で交換している事例があり、繰り返し動画を見てこれなら自分でもできそうだ」と判断しました。

検索すると、パナソニック公式アカウントが交換用の動画を上げてくださっています(神!)。プロが交換して90分ということは、素人なら倍の3時間かければできるんじゃない?っていう根拠のない読みです(笑)

古い食洗機の取り外し

下のキャビネットを外したあと

15年間お世話になった食洗機です。どうもありがとう (●’◡’●)。

始めていきます。

食洗機下のキャビネットを外す

  • キャビネットを引き出し、中身を出します
  • 上に持ち上げるようにすると外れます

給水ホース、手ごわい排水ホース、電源系を外す

  • 左の太いのが排水、右側が給水です
  • 中央に電源コンセントと緑色のアース線があります
  • 給水ホースの元栓をしっかり締めます
  • この場合はハンドルを時計回りに回します
  • 次に止まっているクリップを外します
  • 下に水がこぼれるかもしれないので、雑巾や厚めのタオルなどを敷きましょう
  • モンキーレンチで金色のナット部分を緩めて外します
  • 【今回の一番の強敵】排水ホースを外します
  • クリップを外します
  • 太い白い部分をしっかり持って上に持ち上げます
  • ・・・が、びくともしません。めっちゃカタイ(涙)
  • ここで思いつきました
  • モンキーレンチで木くずを支点にして”てこ”の原理でホースを持ち上げました!
  • ようやく抜けてきました
  • このホース自体は新しい食洗機に新しいものがあるので傷がついても大丈夫です
  • 中の配管にはなるべく傷がつかないようにしました
  • さらに大きい木くずを使い、もう少し!
  • やった!ようやく取れました
  • コンセントを抜き、アース線はプラスドライバーで緩めて外します
  • 実はこの時、アース線を外し忘れていました(汗)

前ズレ防止金具を外す

  • 食洗機を少し引き出し、下のほうを覗きます
  • ねじ1本を外し、「前ズレ防止金具」を右にずらして取り外します
  • これを外すと本体を引き出すことができます

本体を引き出す

  • 本体を引き出し、床に置きます
  • 私は一人でやりましたが、人がいれば二人作業がおススメです
  • ホースの端末はビニール袋などでフタをしておくと安心です
  • ホースや電源コードなどは、まとめてガムテープなどで本体につけておきましょう
  • 後で廃棄するときも楽です
  • 残っていたアース線。。。
  • 本体をおろしてしまったのでコンセントにアクセスできず、本体側のアース線取り付け部を外しました
  • この緑色の線をねじ1本を外して取り外しました

清掃

  • 残っている金具を取り除きます(手前:ビス2本、奥:金具1個)
  • 奥の金具はこんな感じです
  • 本体の後方部が持ち上がらないように支えています
  • 古い食洗機の取り外し完了です!
  • せっかくなのできれいに雑巾がけしておきましょう

前編まとめ

第一段階終了!

食洗機下側のキャビネットを外してから、食洗機本体を取り外し、取り付け台の雑巾がけまでおよそ1時間かかりました。

一番てこずったのは排水ホース外しです。これがスムーズにいっていたらもう少し早く終わったと思いますが、ググると排水ホースを抜くときに固いのは、みなさん同じ傾向のようです。

我が家の排水ホースの位置は、モンキーレンチを使って外せたので良かったですが、違う位置にある場合は状況に応じて工夫する必要があります。

前編
1.交換機種の選定:パナソニック同士
2.古い食洗機の外し方
——————————-→ここまで終了

後編
3.新しい食洗機の取り付け
4.古い食洗機の処分

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

後編へ続きます。

【DIY】パナ食洗機「NP-45MS9S]自分で交換する方法を丁寧に解説!(後編)

交換工事だけ業者さんにまかせたいときは

ここまで読んで、「ちょっとムリかな、、」と感じた方にも、まだ手はあります。食洗機の交換工事だけを扱っている業者さんもあるんです!

本体は安くネットで購入、交換工事だけお願いすることが可能です。
コマーシャルでもやっていますね!くらしのマーケットは、自宅近くの業者さんを探すことができます。

くらしのマーケットは、登録された業者さんのリストが一覧でき、依頼したい業者さんをご自身で選べます。おおよその金額もわかりますよ。

  • トップページを下にスクロール
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  • ビルトインタイプを選択
  • 取り付け工事のみを選択
  • お住いのエリアを記入
  • 対応してくれる業者さんの顔写真と料金表、口コミが見れます
  • オプションで古い食洗機の処分費用を提示してくれるる業者さんも多いです

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