【2024年3月】①コスタリカ・ラ・リア・ジャノ・ポニート農園；甘い香りと優しい酸味のスペシャルティコーヒーレビュー

2024年3月の「定期便くるべさ」ね

ひとつめはどんな豆？

コスタリカ・ラ・リア・ジャノ・ポニート農園（中煎り）

甘い香りと優しい酸味で大好きなコーヒーだったよ！

「コスタリカ・ラ・リア・ジャノ・ポニート農園（中煎り）」をご紹介します。

「封を開け、豆を挽くと漂う甘い香り。コーヒーはひと口目から期待を裏切らない味わいでした。苦みはなく、フルーティな酸味と甘み。冷めてくるとさらに甘みが増してくる。私の大好きなスペシャルティコーヒーでした。お湯わり式（きゃろっと式）で嫌な後味は全くありません。」

メンチカツホットサンドのお供に。なんにでも合わせられるコーヒーです。

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購入したのは北海道恵庭市にある珈琲豆店の「珈琲きゃろっと」さん。

毎月の定期便「くるべさ」（コーヒー2種）で、届く豆は「焙煎士の内倉さんにお任せコース」にしています。

2024年３月配送_2種類のうちの１つ目です。

もう一つの銘柄は、【インドネシア・マンデリン・ポルン・セリブ・ラジャ（中深煎り）】レビュー記事はこちら

＞＞【2024年3月】②インドネシア・マンデリン・ポルン・セリブ・ラジャ；際立つアーシー感のコーヒーレビュー

「珈琲きゃろっと」でコーヒー定期便「くるべさ」を続けて３年目に入りました。

なぜそんなに続けているかというと、焙煎士「内倉さん」の目指している味が自分の好みとバッチリあってしまったから。

私はフルーティで甘味を感じるコーヒーが好きで、酸味が強すぎるのは苦手です。フルーティなコーヒーは浅煎りが多いですが、焙煎が浅すぎると尖った酸味になりがち。同じ豆を使っても焙煎の仕方が違うとコーヒーの味わいがずいぶん変わってきます。

焙煎しすぎると酸味が失われてしまいますが、絶妙の焙煎強度だと、酸味が尖りすぎず程よく残したまま、でも甘味をしっかり感じられるコーヒーになると考えています。

そのさじ加減は焙煎士の腕のみせどころ。焙煎士の目指すコーヒーの味わいが、自分の好みと重なるお店を見つけるのが、お店選びの醍醐味ともいえるでしょう。

「きゃろっとの目指すコーヒーが、自分の好みに合っている」　そんな理由で、珈琲きゃろっとの定期便を続けています。

その珈琲きゃろっとは、初めての方だけ「お試しセット」を購入できます。

2,180円（税込み）で2種類のスペシャルティコーヒーが200gずつ（合計400g！）入っています。このコスパの上に、「気に入らなかったら返金します」と書かれており、お試しに申し込んでも損はありません。

スペシャルティコーヒーを試してみたいな！と思ったら、覗いてみてください。

＼お試しセットは公式HPから／

珈琲きゃろっと公式HP

筆者はコーヒーが大好き。
スペシャルティコーヒーに
ハマって５年目、勉強、試行錯誤中
サンドイッチも大好きで
おうちカフェを楽しんでいます

お店に行くと、たくさんの種類のコーヒー豆が並んでいます。どの豆を買おうかな？と悩んでいらっしゃる方の、コーヒー選びのご参考になれば嬉しいです。

コスタリカ・ラ・リア・ジャノ・ポニート農園（中煎り）
抽出する：ネルドリップ（お湯割り式＝きゃろっと式）
コスタリカ・ラ・リア・ジャノ・ポニート農園試飲レビューとまとめ

コスタリカ・ラ・リア・ジャノ・ポニート農園（中煎り）

今回の焙煎	段階	焙煎度	味
	ライトロースト	浅炒り	酸味
	シナモンロースト	浅炒り	↑
	ミディアムロースト	中炒り	↑
★	ハイロースト	中炒り	↑
	シティロースト	深炒り	↓
	フルシティロースト	深炒り	↓
	フレンチロースト	深炒り	↓
	イタリアンロースト	深炒り	苦み

UCCコーヒー教室資料より引用

とろんとした口当たり、そしてミルクチョコレートのような甘味が魅力的なコーヒーです。淹れたては、ベリーのようなキャラクター。温度変化とともにアプリコット、モモのような風味を感じます。とても繊細で複雑。甘さが引き立つような豊かな表情を見せてくれます。
珈琲きゃろっと2024年【３月の新豆】解説書より引用

生産地：コスタリカ　タラス県サンフランシスコ
生産者：ラ・リア　マイクロミル
栽培品種：カトゥアイ
標高：約2,000m
精製：ハニー

抽出する：ネルドリップ（お湯割り式＝きゃろっと式）

焙煎：中煎り（ハイロースト相当）
定期便にすると10%増量サービスで、220g入り！うれしい2杯分プラス

今回は、30gで360cc（３杯分）とります

ネルフィルターを使っています
豆は淹れる直前に粉にします
グラインダーは「タイムモアC2MAX」を使用中。細引きにします（24クリックでこれくらいの粒度）

粉がすべてお湯に浸るまで注ぎ、30~40秒くらい蒸らします
もこもこ膨らみます（焙煎が強いと炭酸ガスが多く含まれているため、よくふくらみます）

細い差し湯で、あまり湯面を上下させないようにしています

今日の抽出液は180cc。
豆の量が30gでも40gでも、狙いは150~200cc
ここでドリッパーを外します

湯を足して360ccにします
これが「お湯わり式＝きゃろっと式」です

【お湯わり式＝きゃろっと式】⇒　豆を多く使ってコーヒーを濃い目に少量抽出し、残りはお湯で割る淹れ方です。コーヒーは抽出時に時間をかけると渋みやえぐみなど出やすいですが、抽出の後半部分を使わないので、後味が非常にすっきりします！ブラックで美味しく、何杯でも飲める感覚です。

私は今、豆の量30gで3杯（360cc)、40gで4杯（480cc)のコーヒーをとるようにしています。どちらも抽出量は150~200ccの間くらい。そこに沸騰したお湯で割ります。

ほんと美味しいから一度やってみて！くわしい淹れ方はこちら↓

＞＞初心者でも失敗しないスペシャルティコーヒーの淹れ方を解説；「お湯わり式」

コスタリカ・ラ・リア・ジャノ・ポニート農園試飲レビューとまとめ

【しまひろおススメランク：５（詳細は下表）】

おススメランク	苦味	酸味	甘み	コク	後味の良さ	私の感想（砂糖、ミルクなし）
５	１	3	４	４	5	豆30ｇ　湯温：85℃ 抽出液180cc＋湯180cc＝360cc ３杯分　ネルドリップタイムモアC2MAX_24クリック・・しっかりとした苦み・冷めるにつれて甘みを感じる・同時にオレンジのような酸味・後味はスッキリ